南森町CH労働衛生コンサルタント事務所

TOPICS

2025年1月9日

辻洋志医師が執筆した論文『障害者への就労支援のステップ:米国の手法を応用した適切な配慮を同定する医学的職務適性評価の試み』が産業医学の専門誌である産業医学ジャーナル48巻(2025)1号に掲載されました。障害管理(Disability Management)における、産業医学的アプローチが確立され、同分野で先行する米国の手法を応用し、適切な合理的配慮を同定(事例では安全配慮も同定)する医学的職務適性評価の試みを、事例と共に紹介しました。

2024年12月12日

辻洋志医師が産業保健研修会(場所:京都府医師会館 主催:京都産業保健総合支援センター)にて『職場の合理的配慮その理念が発祥した米国との比較から、産業医の役割と未来を考える』と題する講演を行いました。職場では2016年から全ての事業者に対し、障害を持つ従業員への「合理的配慮」の提供が求められています。今回は、この制度の米国での発祥から日本への導入までの歴史を振り返り、課題を整理しながら産業医の役割と未来を考察する内容としました。ご参加頂きました約60名の産業医の皆様ありがとうございました。

2024年11月15日

辻洋志医師が産業保健研修会(場所:兵庫県医師会館 主催:兵庫産業保健総合支援センター)にて『治療と仕事の両立や障害者雇用における合理的配慮について~産業保健スタッフが知っておきたいポイント~』と題する講演を行いました。合理的配慮に関する総論、各論をまとめた上で、未発表、最新の情報を加えて、ナレーティブに、分かり易さ、実践し易さを重視した構成でご紹介しました。ご参加頂きました産業医、産業保健看護職、担当者の皆様ありがとうございました。

2024年11月10日

辻洋志医師が日本産業保健法学会の事例検討会(オンライン、フレッシュマンフェア)に医療系コメンテーターとして参加しました。「高次脳機能障害のある従業員が職場復帰する際の合理的配慮」を題材に、退職に至った当該事例の ①未然防止策、②最善な事後対応策、③支援に必要な施策や環境整備について、グループワークをして頂きつつ、法学の専門家の司会進行で、弁護士、人事労務専門家のコメントと共に、産業医の立場でコメントさせていただきました 。 ご参加頂きました35名の産業医、産業保健スタッフの皆様ありがとうございました。

2024年9月10日

辻洋志医師が執筆した記事『特集 産業保健職のSNS活用術:自身の思ったことを発信するツールとしての価値と、自身にとっての社会関係資本としての価値がある』が産業看護職、産業医、社内担当者向け雑誌である産業保健と看護2024年5号(第16巻5号)に掲載されました。専門職だからこその使い方、注意点、信頼を構成する要素、そこにSNSが寄与する可能性について分かり易く紹介しました。Amazonからも購入可能です。

2024年9月1日

大阪医科薬科大学衛生学・公衆衛生学教室が引き続き辻洋志医師(同教室非常勤講師)を指導医として日本産業衛生学会の研修指定施設に登録されました(期間2024年9月1日-2027年8月31日まで)。指導医のもと、産業医の専門資格である産業衛生学会認定『産業衛生専門医』取得に必要な実務研修を受けることが可能です。専門医に興味のある医師の方は、同教室または当サイトお問い合わせよりご連絡ください。『産業衛生専門医』資格制度についてはこちら

2024年7月30日

辻洋志医師が執筆した論文『産業保健における合理的配慮の考え方』が職場のストレスに関する専門誌である産業ストレス研究(31巻3号)に掲載されました。 カレントトピックスとして雇用の分野での合理的配慮、特に産業保健におけるその考え方や、裁判例について簡潔に紹介しました。

2024年7月6日

辻洋志医師が日本産業保健法学会の事例検討会(オンライン)に医療系コメンテーターとして出演しました。「高次脳機能障害のある従業員が職場復帰する際の合理的配慮」を題材に、退職に至った当該事例の ①未然防止策、②最善な事後対応策、③支援に必要な施策や環境整備について、グループワークをして頂きつつ、法学の専門家の司会進行で、弁護士、人事労務専門家のコメントと共に、産業医の立場でコメントさせていただきました 。ご参加頂きました約40名の産業医、産業保健スタッフの皆様ありがとうございました。

2024年6月27日

辻洋志医師が大阪医科薬科大学医学部医学科3年生に『職業性肺疾患』とのタイトルで呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科学の講義を担当しました。じん肺や石綿関連疾患の予防や診断の流れ、個人でできる現実的に可能な予防策、早期発見/早期治療の面で外来主治医に期待される役割と、職業・生活歴問診の際のポイントをご紹介しました。

2024年6月13日

辻洋志医師が大阪医科薬科大学医学部医学科4年生10人の公衆衛生実習を担当しました。公衆衛生学の中での産業衛生学の位置づけ、職域での公衆衛生の向上に寄与する産業医の役割、その活動の具体例としてポストパンデミック期のコロナ対策や、その背景となる理論や論文の紹介と共に、CO2、風速や気流、照度、騒音、有毒ガスなどの各種測定機器の紹介を行いました。